第48首 八木田順峰 (青森県)

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 両岸に住む人の業(カルマ)を滔々と流して四万十川のかがやき


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■「シマント」という語感に・・・

 岩手山近くを分水嶺に、遠く宮城県へ北上川、青森県に馬渕川が流れています。

 私は後者の流域に住み、四季折々の景を楽しんでいますが、何と言ってもテレビの放映で幾たびも見る四万十川が憧れの川です。「シマント」と言う語感にさえ、ゆかしさを感じます。

【写真】岡村龍昇氏

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[プロフィール]

 十四、五歳の頃から歌に親しみ、間もなく古稀を迎えます。「百人一首」の企画に、つたない詠草ですが送らせて頂きます。四万十川百人一首は、だんだんと増えていく頁を楽しみに、そして、いつの日か、四万十川の流れに出会える日が来ることを願って、ブログを、覗いていこうと思っています。(八木田)

  想像の翼広げてまだ見ざる四万十川など詠むもたのしき
  若鮎の群れさかのぼる四万十のさざ波くだく金色の月
  老漁夫の投網が楕円に掴み捕る四万十川の水のきらめき

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【水彩画】四万十川:徳広淳也氏(中村高校第一期卒業生)

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[代表歌鑑賞]  「三十一文字コンテスト(主催:佐賀県白石町)」より

 東歌詠みたる人の末裔にあればと思う吹雪聞きつつ
             (第6回/平成17年度 歌垣賞)

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◆三十一文字コンテストとは・・・
 古代、若い男女が佐賀県白石町の杵島山に集い、互いの想いを歌に託して伝えたとされる「歌垣」の行事にちなみ、「愛」をテーマにした短歌(三十一文字)を平成12年から全国的に募集し、優秀な作品を表彰しています。優秀な作品の中で特に優れた作品については、杵島山の「歌垣公園」内に歌碑として設置し末永く後世に残していきます。
【写真】八木田順峰氏の歌碑(佐賀県白石町歌垣公園)
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